ども、10Bのサブでん
先日、水郡線の郡山~水戸間をぶっ通しで乗り通してきました
タイトルの通り、ず~っと乗りっぱなしでした
あんまり前置きを書くのは得意ではないので、
例のごとく、駅名標を撮り忘れたので郡山駅の水郡線ホームに止まっている2両編成のキハE130系で代用
このときは平日の昼間で、中学生やら高校生やらの下校時間帯と重なり結構混雑していた
夏だったら彼らも夏休みだが、この時期だと休みなのは大学生かクソニートだけだもんね、仕方ない
てなわけで、列車が郡山を出てからしばらくはテキトーな写真しかない
例えばこーゆー感じ
冬の田んぼも趣があって、なかなかいいもんだ
磐城守山ー谷田川間
乗る前の水郡線のイメージはず~っと山の中をぐにゃぐにゃ走るもんだと思っていたから、平べったいところを続けて走っているのが意外だった
意外と大きな駅も多いのかな
と思った矢先の谷田川
しょっっっっぼ
でも待合室に液晶画面があるだけどこぞの岩原スキー場前よりマシである
(過去記事の宣伝)
列車の汽笛に驚き一斉に飛び立つカラスの図
う~ん、分からん
ガソリンスタンドって言われても納得しそうな小塩江駅
夜中とかオレンジ色の電球つけてそう
この後もしばらくこの景色が続いた
田んぼの間をくねくねと縫うように敷かれた白く光る2本の道の上を、軽快なジョイント音と共に列車は進む
白く光るレールは生きた鉄路の証しだ
日常的に列車が通り、磨かれてこそレールは生きるのだ
つまり、北のレールは瀕死なのだ
4月1日から。
野木沢付近にもなると徐々に山になってきた
唸るエンジン音が心地いい
心なしか車内が寒いと思ったら、座っていた席の窓が少し開いていたことに気づいた
閉めようかとも思ったが、窓の外から聞こえる少し高めのジョイント音が心地よいので見なかったことにした(から写真もナシ)
磐城石川に着くころには中高生の集団は大分いなくなっていたが、磐城石川で大量に乗ってきた
しばらく走ると山を抜け、また平らな土地が続く
平らになると家が増える
水郡線に乗ってみてわかったが、意外と沿線に家が多い
そして利用している人も結構いる
実際、建て込みはじめた磐城棚倉駅で多くの人が降りた
線路の無い近津駅ホーム
ホームに生えた枯草に哀愁を感じる
未舗装路
軽トラが似合いそうな道
磐城塙駅で6分ほど交換待ち
今考えてみれば降りて駅の写真を撮りに行ってもよかった
失敗した
列車はまたくねくねと進む
景色は変わらず畑か田んぼ
水郡線は乗る分には夏か秋の方がいいかもしれない
東館駅で先の中高生集団含め、ほとんどの人が降りた
なんとも古風な駅
今さらだが、反射光対策で偏光フィルターが欲しい
矢祭もったいない図書館
「もったいない」が気になったから調べてみたが、特別他の図書館と変わらず、どこら辺が「もったいない」のかいまいちよくわからなかった
変な名前にするなら由来くらい詳しく書いてもらいたいものだ
東館を過ぎると一気に山の中へ入る
矢祭山駅前
大きな岩
またこの駅も古風な駅名標
(ボケてるけど)
矢祭山ではダメ押しで数人が下車し、車内には同じように乗り鉄をしているような人くらいしか残っていなかった
地図を見てみたらもうすぐ茨城県に入るようだ
こういう県境付近の駅に来るといつも思うのだが、県境というのはうまいこと設定されている
東京近辺は東京が強すぎて県境の往来はひっきりなしだが、他の県だと割と県境に近づくにつれ人がかなり減るような気がする
県境を越え、下野宮を過ぎ常陸大子に到着
ここでは25分ほど停車
到着してすぐに対向の列車が発車
古風な駅舎
暇なんで駅の外に出てみた
外は意外とモダンな駅舎
駅前
SLが置いてあった
かなり状態がいい
1号丸形ポスト
これも状態がいい
他に見るものなかったから駅に戻ったらみどりの窓口があることに気づいた
都会ですら激減する中、珍しい
旅の記念に入場券を買った
買った入場券を財布に入れ、代わりに18きっぷを取り出しホームに戻った
ちょうど列車の増結作業をしていた
だから交換待ちでもないのにこんなに止まってる時間長いのか
調べたら逆方向に乗り通す列車はここで1両切り離すようだから水戸→郡山の方向で乗りに行く人は注意
前の写真でも見えたけど、ホームの青いホーロー行き先看板
駅構内はレトロ
2両目に乗ったが、増結されたばかりの後ろの車両は当然ながらガラガラ
この後の写真が見当たらず記憶もないから多分、撮った写真に宇宙人が写りこんじゃって、連れ去られて記憶を消されたんだと思う
もしくはいつの間にか寝てたか
気づいたら上小川だった
東館を過ぎたあたりからレトロな駅が多くなった気がする
廃道
じゃなかった
またこの後の記憶がない
宇宙人Part2
常陸大宮で記憶が復活
気づけばたいぶ平らな土地に
西日が眩しい
静駅
常陸大宮を過ぎたあたりから車内はボチボチ混み始めた
下菅谷
ここでは交換待ちがあったが、対向列車の遅延で3分遅れで出発
駅の周りだけ草生え放題の常陸津田駅と言おうと思い撮ってみたものの、見事逆光で真っ暗な写真
編集したけどこれが限界
常陸津田駅を過ぎると水戸の街が見えた
さすが県庁所在地、大きな建物が多い
列車が進んで徐々に水戸に近づく間にそんなことを思った
そして気づいたら水戸に着いた
対向ホームの列車
夕日で光るレール、橙色に染まった空、赤い車体に車側灯
夕日に染まるホームもまたいい
そんなこんなで3時間半の水郡線の旅は終了
上り下りが多く、四六時中エンジンが唸っていて音鉄的には楽しかった
風景に関しては枯れた木や茶色い田んぼや畑が多く、若干退屈さを感じましたが夏だともう少し自然を感じる場面がありそうな感じだったので夏に乗りに行くのがいいかもしれません
最後までお読みいただき、ありがとうございました